「死」を通して「生きる意味」に気づく本|ヨシタケシンスケ『メメンとモリ』が心をそっと軽くしてくれる理由

 


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メメンとモリ ヨシタケシンスケ




■今回ご紹介する本

  • 書籍タイトル:メメンとモリ

  • 著者    :ヨシタケシンスケ

  • ジャンル  :人生論/哲学的絵本/生と死




◇「生きている意味」を考えすぎて、疲れていませんか

ふとした瞬間に、
「どうせ死ぬのに、何を頑張っているんだろう」
そんな考えが頭をよぎることはありませんか。


前向きになろうとしても、
死という現実が重くのしかかってくる。

『メメンとモリ』は、
そんな答えの出ない問いを抱えた人に、
正面からではなく、少し斜めから寄り添ってくる本です。


僕自身、深く考える癖があるし、夜中に恐怖に襲われて眠れない日もあります。

だからこの本を勧められて読みたくなったんです。


チワワも考えたり悩んだりする


◇この本は「死を理解させよう」としない

この本を読んで驚いたのは、
死について語っているのに、
まったく説教くさくないことでした。

浅い大人に聞くと返ってくる答えが説教臭くなりますが...。


「こう考えなさい」
「だから人生を大切にしなさい」


そういった言葉は、一切ありません。

あるのは、
生きていることの矛盾や、
考えれば考えるほど分からなくなる感覚を、
そのまま描いている姿です。




◇私が、この本で救われた瞬間

個人的に、胸に残ったのは
“どう考えても正解が出ないことを、無理にまとめなくていい”
という感覚でした。


私たちはつい、
生きる意味
死の意味
自分の存在価値に
答えを出そうとしてしまいます。


でもこの本は、
「分からないまま生きている人」を
否定しません。

その姿勢に、
肩の力が抜けました。




◇ヨシタケシンスケだから描ける「軽さと深さ」

ヨシタケシンスケさんの絵は、
一見するとユーモラスで、軽やかです。

でも、その軽さがあるからこそ、
重たいテーマを、重たすぎずに受け取れます。


死を笑い飛ばすのではなく、
怖がらせるのでもなく、
「そう考えちゃうよね」と隣に座ってくれる感じ。

それが、この本の最大の魅力です。


チワワだって癒されたい


🍀この本に救われる人

  • 死について考えると不安になる人

  • 生きる意味を考えすぎて疲れた人

  • 哲学的な問いが好きだけど、重たい本はしんどい人

  • 元気づけられるより、静かに寄り添ってほしい人

  • 子ども向けの絵本では物足りなくなった大人

特に、
「考えすぎるやさしい人」
に深く届きます。




🌸読み終えたあとに残るのは、静かな安心感

『メメンとモリ』は、
人生を前向きに変える本ではありません。

でも、
生きていていい理由を探さなくてもいい
と思わせてくれます。

生きる意味が分からなくても、
今日をやり過ごしてもいい。

そんな、
小さな許可をもらえる一冊です。





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