■今回ご紹介する本
書籍タイトル:ちょっとお疲れのあなたが読むだけでフワッと癒やされる本
副題 :精神科医が教えるラクな生き方
著者 :樺沢紫苑
ジャンル :心のケア/メンタルヘルス/生き方
◇「ちゃんと休めていない自分」に、気づいていますか?
疲れているのに、
休んだ気がしない。
何もしないと、
「怠けている気がする」。
そんな状態が続いている人は、
心のブレーキが壊れかけているのかもしれません。
この本は、
そのブレーキを無理に直そうとはしません。
ただ、静かにこう語りかけてきます。
「もう、そこまで頑張らなくていいですよ」と。
◇この本がくれるのは、前向きな言葉ではありません
自己啓発書にありがちな
「もっと行動しよう」「考え方を変えよう」
というメッセージは、ここにはありません。
代わりに書かれているのは、
・疲れたときの脳の状態
・なぜ休んでも回復しないのか
・「気力が出ない」の正体
といった、とても現実的で、優しい説明です。
読んでいると、
「ダメな自分を直そう」とする気持ちが、
自然と静まっていきます。
◇私が、この本でハッとしたこと
印象に残ったのは、
「回復には順番がある」という考え方でした。
やる気 → 行動 → 元気
ではなく、
元気 → 行動 → やる気
多くの人が、この順番を逆にして苦しんでいる、と。
正直、
「やる気が出ない自分は甘えている」
そう思っていた私は、この一文で救われました。
まず回復していい。頑張るのは、そのあとでいい。
それを医学的な視点で説明してくれるから、
安心して、自分を休ませることができるのです。
◇この本がそっと寄り添ってくれる人
何もしていないのに疲れている人
休むことに罪悪感を感じてしまう人
前向きな言葉が、逆にしんどくなっている人
心療内科に行くほどではないけれど、限界を感じている人
「元気にならなきゃ」と思うほど、
苦しくなる人にこそ、手に取ってほしい本です。
◇読み終えたあとに残った、静かな安心感
この本を読み終えたとき、
劇的に人生が変わるわけではありません。
でも、
自分に向ける言葉が、確実に変わります。
「まだ頑張れる」ではなく、
「今日はここまででいい」。
その一言を、自分に許せるようになる。
それだけで、
明日の朝の重さが、少し違って感じられます。
もし今、
「このままじゃダメだ」と自分を追い詰めているなら。
この本は、
あなたを奮い立たせるためではなく、
ちゃんと休ませるために存在している一冊です。


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