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■今回ご紹介する本
書籍タイトル:いつも機嫌がいい人の小さな習慣
仕事も人間関係もうまくいく88のヒント著者 :有川 真由美
ジャンル :自己啓発/習慣改善/人間関係
◇「機嫌よくいよう」と思うほど、苦しくなる人へ
「いつもニコニコしていたい」
「感じよくいなきゃいけない」
そう思えば思うほど、
ちょっとした出来事で心が乱れ、
自己嫌悪に陥ってしまうことはありませんか。
実は、不機嫌になりやすい人ほど、
真面目で、我慢強く、周囲を気遣える人です。
本書は、
そんな人に向かって
「無理にポジティブにならなくていい」
と、そっと語りかけてくれます。
◇この本が伝えているのは「感情」ではなく「習慣」
『いつも機嫌がいい人の小さな習慣』がユニークなのは、
感情論に寄らないところです。
・機嫌はコントロールできない
・でも、行動は選び直せる
・行動が変わると、心はあとから整う
この順番を、とても現実的に教えてくれます。
88のヒントはどれも小さく、
「これなら今日できそう」
と思えるものばかり。
だから、
頑張らなくても続きます。
...と言いたいのですが、正直な感想を言うと
簡単に出来そうなことだから
強い意志で「やるぞ!」と挑まないと
難しいのでは?と思ってしまいました。
出来ないような難しいことではないんです。
出来るんです。
あなたが変わろう!と思っているのなら。
◇私自身が「救われた」と感じた視点
読んでいて印象に残ったのは、
「機嫌が悪くなる自分を責めない」
という考え方でした。
私たちはつい、
「またイライラしてしまった」
「大人げなかった」
と、自分を裁いてしまいます。
でも本書では、
機嫌が乱れる原因を
性格ではなく「生活の癖」として捉えます。
この視点に触れたとき、
「私がダメなのではなかったんだ」
と、心が少し軽くなりました。
◇人間関係がラクになる理由
本書の習慣は、
相手を変えようとしません。
・距離の取り方
・言葉の選び方
・疲れたときの逃げ方
そうした自分側の調整を丁寧に教えてくれます。
結果として、
人に期待しすぎなくなり、
感情をぶつける回数が減り、
関係が自然と穏やかになります。
「人間関係がうまくいく」というより、
「人間関係で消耗しなくなる」
という感覚に近いかもしれません。
◇この本に書かれている“やさしい現実”
・機嫌がいい人も、落ち込む
・イライラしない人はいない
・違いは「立て直し方」だけ
この前提があるからこそ、
読んでいて苦しくなりません。
「ちゃんとできない自分」を
叱咤する本ではなく、
「戻ってこれる場所」を用意してくれる本です。
◇この本で救われる人
つい不機嫌になって自己嫌悪してしまう人
仕事や家庭で感情を抑えすぎている人
人間関係に疲れやすい人
ポジティブ思考に挫折した経験がある人
心を整える“現実的な方法”を探している人
特に、
「感情をうまく扱えない自分を責めてきた人」
に、深く届く一冊です。
◇読み終えたあと、少しだけ自分に優しくなれる
この本を読むと、
人生が劇的に変わるわけではありません。
でも、
・朝の気分
・人との距離感
・自分への声かけ
その一つひとつが、
ほんの少し、やわらぎます。
「機嫌がいい人」になる前に、
「自分を追い詰めない人」
になるための本。
そう言いたくなる一冊です。

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