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「世界はどんどん悪くなっている」と感じていた
ニュースを見るたびに、私はどこかでこう思っていました。
・貧困は増えている
・戦争や争いは昔よりひどい
・この先はもっと不安になる
はっきりと根拠があるわけではないのに、
なんとなく「世界は悪くなっている」と感じていたのです。
そしてその感覚は、知らないうちに自分の不安を大きくしていました。
結論:不安の正体は「思い込み」だった
『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』を読んで気づいたのは、
自分が見ていた世界は、事実ではなく“思い込み”だったということです。
世界は決して完璧ではありません。
それでも、データで見れば多くのことは改善しています。
問題は、現実ではなく「認識のズレ」にありました。
■今回ご紹介する本
『FACTFULNESS(ファクトフルネス)
10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』
著者 :ハンス・ロスリング/オーラ・ロスリング/アンナ・ロスリング・ロンランド訳 :上杉周作/関美和
出版社 :日経BP
発売日 :2019年01月12日
ジャンル:データ思考・教養
要約:この本が伝えていること
この本の本質はとてもシンプルです。
人は本能的に、世界を“実際よりも悪く”見てしまう
そしてその原因は、10の思い込み(本能)にあるとされています。
たとえば
・分断して考えてしまう
・ネガティブな情報に引っ張られる
・恐怖で判断してしまう
こうした思考のクセが、現実を歪めてしまうのです。
学び:人は「正しく見ているつもり」で間違える
印象的だったのは、
人は知識があるほど、思い込みに気づきにくいという点でした。
自分では冷静に判断しているつもりでも、
無意識のうちに偏った見方をしてしまう。
だからこそ必要なのは、
・感情ではなくデータを見る
・一つの情報で判断しない
・「本当にそうか?」と立ち止まる
この姿勢だと感じました。
実際に意識したこと:一度立ち止まる習慣
この本を読んでから、私はあることを意識するようになりました。
それは、
「本当にそうだろうか?」と一度立ち止まることです。
ニュースを見たときも、
・それは一部の話ではないか
・全体としてはどうなのか
と考えるようになりました。
それだけで、不安に飲み込まれることが減りました。
起きた変化:不安に振り回されなくなった
以前は、ニュースを見るたびに気持ちが沈んでいました。
でも今は、
・必要以上に怖がらない
・冷静に受け止める
そんな距離感を持てるようになりました。
世界が変わったわけではありません。
自分の見方が変わっただけで、感じ方が大きく変わったのです。
なぜ変われたのか:事実を見る視点を持てた
この本は、「ポジティブに考えよう」とは言いません。
むしろ、
正しく見ることが大切だと教えてくれます。
悪いこともある。
でも、良くなっていることもある。
その両方を知ることで、
現実をバランスよく受け止められるようになりました。
どんな人におすすめか
・将来に不安を感じている人
・ニュースに影響されやすい人
・物事を冷静に判断したい人
・思い込みを減らしたい人
まとめ:世界は思っているほど悪くない
この本を読んで感じたのは、
世界は「悪くなっている」のではなく、「そう見えているだけ」かもしれないということでした。
もし今、なんとなく不安を感じているなら、
それは現実ではなく「思い込み」が原因かもしれません。
この本は、そのズレに気づかせてくれます。
そして、
感情ではなく事実で世界を見ることで、少しだけ安心できる視点を与えてくれる一冊です。

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